2019年01月08日

生命の呼吸



静かにただ静かに
月を写す水面が広がるように
人も
心の輝きを映しているものだ

去来する思いが
通り雨のように
月の姿をかき消しても
月が消えたことは一度もない

心の輝きは
永遠という自己の本質だ

あらゆる光の根源であり
生命を生み出す力である

人は
自らを心の一片として
大海原のうねりへと
投げ出している

いかに叫んでも
その叫びは本心ではない

波は大きく荒れただろうか
空は光を消し去り
暗闇を開いただろうか

救いの手は
閉ざされたままだったろうか

誰しも知っている
ここにある真実を

何度もたしかめる
たしかめずにはいられない

自らの正体を
明かさずにはいられない

知っている
知っている
覚えている
覚えている

その大いなる懐の
失われることのない輝き

帰る場所がある
内にこそ広がる
無限の故郷

一度も離れたことのない
永遠の本質






posted by RFT 佐藤純子 at 16:53| 日記