2019年01月29日

輝きの書



人が自らを顧みることができないのは
人の欲求が自らを縛るからだ

人の思いの行きつくところは
ただ自らを守ることに終始する

輝く光は
人の思いの
欲望が

自らを追い詰め
自らを追い出し

執着という
偽りの罠から
抜け出す方法を伝えている

知っている
覚えている

輝く書は
つねに自らの内にあり

湧き上がる情熱を
追うことだけを
語りかけている

聞こえてくる
静かな音色

伝えている
優しいまなざし

見守っている
深い生命の泉

人の思いは
地と天をつなぎ

柱の上に
光をおろす

たしかな
響きの声は

天と地に
輝く書の頁から

光の文字で
気を描く

光の文字は
天を示し

人を
書の力で

本来の泉の源へ
導いていく

光の言葉は
渦を描き

人の思いを
甦らせる

静かに
訪れる

時を知らせる鐘

聞こえてくるだろう
響いてくるだろう

花の香りとともに
輝く書の
花の頁

さあ開いてみなさい

こぼれてくる
蜜の色

その手のなかに
浮かびあがる

花の色と花の文字

深い息で
感じとれば

かぐわしい
花の香りの
みなもとから

こだまするように
湧き起こる

大いなる知恵の
光のかけら

読みとって
つかみなさい

時の訪れは
自らで決めている

望みなさい
自らの合図は
決めてある






posted by RFT 佐藤純子 at 14:18| 日記